高市早苗首相は８日深夜、青森県で震度６強の揺れを観測した地震を受け、関係省庁に(1)国民への適時的確な情報提供(2)早急な被害状況の把握(3)被災者の救命救助―に全力で取り組むよう指示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。　９日未明には自身のＸ（旧ツイッター）に「津波警報が発令されている（地域の）皆さまは直ちに安全な場所に避難してください」と投稿。「警報が解除されるまで安全な場所から離れないようにしてください」と強調した。　政府は、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。木原稔官房長官は記者会見で「人的・物的被害は確認中だ」と述べ、把握に努める考えを示した。